室内で快適な湿度は40~60%とされています。
毎年、冬場は湿度が30%台になっていることが多く
肌やのどに乾燥を感じており、加湿機の導入を検討していました。
ネットで調べたり、家電量販店に実際に足を運び実物を確認したりして、
スチーム式を買おうかと考えていましたが、電気代が気になり気化式を選択しました。
気化式 | 水を含んだ加湿フィルターに風を当てて湿気を出す方式 | |
スチーム式 | お湯を沸かしてスチームを出す方式 |
今回購入した、パナソニックのFE-KXU05をレビューします。
FE-KXU05 / FE-KXU07の違い
品番 | FE-KXU05 | FE-KXU07 |
電源 | 交流100V 50/60Hz | |
消費電力(W) 「強」モード運転時 |
8 | 14 |
加湿量 (mL/h) 「強」モード運転時 |
500 | 700 |
適用床面積 「強」モード運転時 |
|
|
タンク容量 | 約4.2L | |
製品質量 | 約5.2kg |
※製品に付属の取扱い説明書の仕様ページより抜粋して表を作成しました。
我が家では、FE-KXU05を購入
10畳のリビングで使用するので、適用床面積を見比べて決めました。
主な機能
水を含んだ加湿フィルターに風を当てて湿気を出す方式なので、吹き出し口から湯気や蒸気は出ません。
触ると冷たい風が出ています。
自動運転
部屋の湿度に応じて運転するモード
「おまかせ」「のど・肌」「おやすみ」の3つから選べます。
約60%の湿度を保つため、自動的に加湿したり、止まったりする。
最初の4時間は、約65%の湿度を目安に運転4時間を過ぎると、自動的に加湿したり、止まったりし、約60~65%を保つ
連続運転
部屋の湿度に関係なく「静か」「弱」「中」「強」それぞれの風量で連続運転するモード
お急ぎ運転
すばやく加湿したいとき約30分後に元の運転に戻る。
このモードが1番消費電力が高い(11W)
基本的には、自動運転にお任せにしています。
加湿力
加湿機から2mほど離れた場所の湿度計の数字とは、±10%ほど違うことがあります。
湿度計の方が低いことが多いです。
湿度計はデジタル(SwitchBot温湿度計)とアナログ(アナログ時計に付属)が同じ部屋にありますが、これらはほぼ誤差のない数字になっています。
加湿機の取扱説明書にも家の湿度計とは数字が異なることがあると記載があるので
家の湿度計と加湿器の湿度計のどちらが正しいかは、どちらの数字もあくまでも目安として考えておいた方がよさそうです。
給水
給水はタンクと本体側が合っていないと入らない仕様の加湿機もありますが、この場合は結構なストレス。
FE-KXU05/FE-KXU07は、タンクと本体を合わせて入れなくても入る
どっちでもタンク(公式名称)
考えずに入れられるって、とても便利でした!
お手入れ
内部は分解して洗うことが可能
トレー
加湿フィルター
フィルター枠
分解するのは手間ですが「届かないよりかまし!」と思って、ばらして掃除しています。
加湿フィルターは少し折り曲げが必要ですが、マーナのバケツで洗うことができます。
詳しい使い方は、公式ホームページの取扱説明書または、お手持ちの取扱説明書をご確認ください。
外部はフィルター掃除必要
フィルターが2つ付いているので、外して掃除機で吸う程度の簡単なお手入れです。
お手入れランプ
お手入れの目安として、お手入れランプ有
累計運転時間 約216時間でランプ点滅 → 約240時間でランプ点灯
点滅解除は、取扱説明書を確認してください。
お手入れランプが点滅する前に、吹き出し口から臭いがすることがあるので
その場合は、点滅していなくても掃除しています。
電気代 スチーム式との比較
今回購入する際の決め手となった電気代の話です。
スチーム式との比較です。
<比較内容> | 気化式 | スチーム式 |
機種 | FE-KXU05 / パナソニック | EE-DC50 / 象印 |
消費電力 | 8W(強モード) | 410W |
1時間の電気代 | 約0.2円 | 約13円 |
1か月の電気代 | 約90円 | 約4,600円 |
1か月の電気代は1日12時間30日運転したときの数値
実際の電気代を目の当たりにして、スチーム式を諦めました。
電気代を取るか、お手入れ性能を取るか。
私が思うスチーム式のメリットは、お手入れのしやすさが大きいので
自分たちがどこに重きを置くかですね。
移動・持ち運び
取っ手
目に見えるところには付いていませんが、短手方向の底面に手を入れられるスペースあるので持ち上げる時は、底面を両手で持つことが出来ます。
底面にローラーは付いていないので
同じ階で部屋移動して使用したい場合、ローラー付きの置台を買うと便利かもです。
公式ではそういった商品がないので、部屋移動を想定していないか、
商品自体の高さが低いので、押すと危ないということなのかわかりませんが
ローラー付いてると楽なのになと思います。
我が家は、置台使っておらず移動の際は持ち上げて移動をしています。
まとめ
今回は、電気代を重視して気化式加湿機を購入しました。
お手入れ面や加湿力を考えると少し不安なこともありますが
この冬使ってみて、今後も気化式加湿機でいいのか検討したいと思います。